ミュージカル映画なのだから歌とダンスが超一流ならばそれで良いかというと、そうでもないというのがよくわかる作品でした。
視聴後にwikiで調べたら製作費2400万ドルに対して興行収入が2100万ドルという結果としては大失敗の作品のようです。同じ78年公開のジョーズ2は製作費2000万ドルに対して興行収入が2億ドル越えなので興行的にどのくらい失敗だったのかわかりますね。
私は英語が分からないため、出演者の演技がどうだったかについては言及し辛いのですが、吹き替え版で見る分には特に問題なかったです。
特に若かりし頃のマイケル・ジャクソン演じるカカシは最高です。ユーモアあふれるカカシの動きを頭のてっぺんから足のつま先まで使って演じているように感じられました。歌やダンスは言うまでもありません。主演のダイアナ・ロスの歌声はもちろん素晴らしいのですが、彼の歌声は群を抜いています。
特にファンでもない私を魅了するほどですから、ファンなら必見ではないでしょうか。
他の出演者の歌やダンスも素晴らしいのに、なぜ……と首を捻るばかりです。セットのせいでしょうか。とても2000万ドル以上かけているように見えないチープさが所々目立ちました。
そして個人的にはドロシーが成人女性であるという事でチグハグな感じになっているのかなと思います。ダイアナ・ロス演じるドロシーは教師という設定ですが、作中で、とても大人とは思えない振る舞いが多々あります。シャイで消極的な性格という設定だとしても言動があまりにも幼く、そこに違和感を覚えるのです。
舞台版ではちゃんとドロシーは少女の設定なので、どうにもそれが原因のような気がしてなりません。
原作であるオズの魔法使いとは違う世界観であるという事、出演者が全員黒人であるという事、ドロシーが少女ではなく成人女性であるという事を許容出来ない人にはキツイ作品かもしれないです。
出演者全員が黒人というのは個人的には良いと思います。少なくとも最近の中途半端なポリコレ配慮作品よりよっぽど良いです。
ウィズ (ユニバーサル・セレクション第2弾) 【初回生産限定】 [DVD]
フォーマット | 色, ワイドスクリーン, 字幕付き, 吹き替え, ドルビー |
コントリビュータ | ダイアナ・ロス.マイケルジャクソン, リチャード・プライヤー, リナ・ホーン, シドニー・ルメット |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 14 分 |
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商品の説明
クリスマスの夜、突然発生した雪の竜巻に飲み込まれ、魔法の国に迷い込んだドロシー(ダイアナ・ロス)。彼女はここで、故郷に帰るためにはエメラルドシティに住むウィズに会わなければならないと知る。道中出逢ったかかし(マイケル・ジャクソン)、ブリキ男、ライオンとともに、数々の困難を乗り越え、エメラルドシティにたどり着いたドロシーだったが、ウィズは望みを叶えることと引き換えに、西に住む残酷な魔女イヴリーンを殺せと命じるのだった。「オズの魔法使」をベースに、1974年にブロードウェイで上演され7つのトニー賞を獲得した同名ミュージカルの映画化。ダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソンをはじめとする、オール黒人キャストによる華麗な歌と踊りが満載!
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4582131187707
- 監督 : シドニー・ルメット
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, 字幕付き, 吹き替え, ドルビー
- 時間 : 2 時間 14 分
- 発売日 : 2007/8/9
- 出演 : ダイアナ・ロス.マイケルジャクソン, リナ・ホーン, リチャード・プライヤー
- 字幕: : 日本語, 英語, スペイン語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 2.0 Surround)
- 販売元 : ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ASIN : B000QUCOZ8
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 246,090位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,045位外国のミュージカル映画
- - 2,049位外国のファンタジー映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何の気になしに「ウィズ」?ダイアナ・ロスの映画?オズの魔法使い?
と興味を惹かれ、視聴しました。
見てびっくり。マイケル・ジャクソンがかかし役で出ていました。
畑でカラスに虐められ、歌い出したところで気づきました。
飛びぬけて上手い。ダイアナ・ロスも上手いんだけど、やっぱりマイケル凄いな。
この映画、全く聞いたこともなかったので、視聴後WIKIで見たら大コケした映画なんですね。
確かにミュージカル・シーンが異常に長くて、間延びしてました。
でも凄いセンス良かった。エメラルド・シティでのグリーン、レッド、ゴールドの群舞シーンは
見惚れました。とても綺麗。
資金が多い分、無駄に凝り過ぎてしまったのかな。あとダイアナ、もっとドロシーらしい雰囲気に寄せていれば人気出たんじゃないかな。って気が。ダイアナ・ロスは美人でキュートなのに勿体ない。
と興味を惹かれ、視聴しました。
見てびっくり。マイケル・ジャクソンがかかし役で出ていました。
畑でカラスに虐められ、歌い出したところで気づきました。
飛びぬけて上手い。ダイアナ・ロスも上手いんだけど、やっぱりマイケル凄いな。
この映画、全く聞いたこともなかったので、視聴後WIKIで見たら大コケした映画なんですね。
確かにミュージカル・シーンが異常に長くて、間延びしてました。
でも凄いセンス良かった。エメラルド・シティでのグリーン、レッド、ゴールドの群舞シーンは
見惚れました。とても綺麗。
資金が多い分、無駄に凝り過ぎてしまったのかな。あとダイアナ、もっとドロシーらしい雰囲気に寄せていれば人気出たんじゃないかな。って気が。ダイアナ・ロスは美人でキュートなのに勿体ない。
2021年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い映画ですが古さを感じることはなかったです。
若かりし日のマイケル・・
この後に残酷な道が待っているとは想像もつかなかったでしょう。
ダイアナと楽しそうに踊る場面は
楽しい場面のはずなのに胸が熱くなりました。
マイケルの演技も良かったと思います。
ストーリーもハラハラあり、グッとくる場面あり、笑える場面ありと
盛りだくさんな内容でとても面白かったです。
たくさんの方に観てもらいたい映画です
若かりし日のマイケル・・
この後に残酷な道が待っているとは想像もつかなかったでしょう。
ダイアナと楽しそうに踊る場面は
楽しい場面のはずなのに胸が熱くなりました。
マイケルの演技も良かったと思います。
ストーリーもハラハラあり、グッとくる場面あり、笑える場面ありと
盛りだくさんな内容でとても面白かったです。
たくさんの方に観てもらいたい映画です
2023年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2400万ドルと当時としてはミュージカル映画史上最高の製作費を費やした映画でしたが、大失敗に終わってしまった映画。その理由は観れば一目瞭然・・・。他のレビューにあるよう、当時33歳のダイアナ・ロスが設定上の主人公を演じることに無理がありました。どうしてもダイアナ・ロスを起用するのなら、もう少し実年齢にあった設定、セリフにすべきでした。さらにセットや衣装のチープさ。45年も前とはいえ、もう少し・・・舞台セットのよう。そしてダンスの振り付け・・・集団舞踏も揃っていず、まったく迫力がありません。ストーリーは「オズの魔法使い」なのだから【完璧!】 音楽が「クインシー・ジョーンズ」で【完璧!】 キャストは「ダイアナ・ロス」「マイケル・ジャクソン」を筆頭に豪華メンバーで【完璧!】 なのに・・・豪華具材をただ垂れ流すだけの非常に勿体ない映画でした・・・できるならばもう一度撮りなおしていただきたいものです。
2021年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うわぁ 懐かしいね、コレ。
最初に見たのは、今は無き「VHD」版でした。家族で見ました。
当時の、子どもたち(もう全員30才以上ですが)相当怖かったみたいで
今でも、集まると話題になったりします。(DVD版も持ってたりしますので...)
私は、面白いと思ったのですがね。
色々、斬新で良いと思うけど。
「オズの魔法使い」だと思って見るとダメかも知れませんね。
最初に見たのは、今は無き「VHD」版でした。家族で見ました。
当時の、子どもたち(もう全員30才以上ですが)相当怖かったみたいで
今でも、集まると話題になったりします。(DVD版も持ってたりしますので...)
私は、面白いと思ったのですがね。
色々、斬新で良いと思うけど。
「オズの魔法使い」だと思って見るとダメかも知れませんね。
2021年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ふと見つけて観てみたら、これがなかなか面白い。面白いというか感慨深い。
まず1978年という公開年度が感慨深い。76年ならなおよかった。やっぱ70年代を掘ると色々お宝が埋まってるな。
あと細くて若いダイアナロスや、普通の気のいい黒人あんちゃんだったマイケルジャクソンも感慨深い。
音が出た瞬間にクインシージョーンズのアレンジだとわかる音楽も感慨深い。という事はこのベースラインはクインシーの懐刀だったブラザーズジョンソンの兄貴なんだろうな~と想像するのも感慨深い。
wikiを見るとぼろくそに書かれてて、いちいちごもっともではあるが、43年もたつと熟成されて逆に趣が出てくるんだな~と感慨深い。
あのキャッツを最後まで観た事で、心のどこかが麻痺してたのが幸いしたのかもしれない。
まず1978年という公開年度が感慨深い。76年ならなおよかった。やっぱ70年代を掘ると色々お宝が埋まってるな。
あと細くて若いダイアナロスや、普通の気のいい黒人あんちゃんだったマイケルジャクソンも感慨深い。
音が出た瞬間にクインシージョーンズのアレンジだとわかる音楽も感慨深い。という事はこのベースラインはクインシーの懐刀だったブラザーズジョンソンの兄貴なんだろうな~と想像するのも感慨深い。
wikiを見るとぼろくそに書かれてて、いちいちごもっともではあるが、43年もたつと熟成されて逆に趣が出てくるんだな~と感慨深い。
あのキャッツを最後まで観た事で、心のどこかが麻痺してたのが幸いしたのかもしれない。
2021年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブロードウェーで最初に上演があったようで
ドロシー役も、もっと適した人がやっていたのを
横取りして大失敗
監督は嫌で降板したりいろいろとあったようですね
マイケルも最初は反対意見が多かったようですが
かなり動きなどを研究して評価が上がったと
クインシーにしても最初は反対意見だったという話が
後にソロアルバムのプロデュースをするのですから
マイケル自体は、すでにジャクソンズがモータウンから移籍した後
ダイアナ・ロスが引っ張ってきたのでしょう
彼女はマックイーンとコンビでボディーガードの話もあったようですが
それはダメになったようです
最初のシーンから真っ暗だったり、カルトですね
ダイアナ・ロスも地下道辺りからの驚き顔が凄いです
歌はさすが、曲はクインシーとルーサー・バンドロスも参加
途中ででかいピアノを弾いていたのがサミーデイビスJ
ダンサーも凄いのですが、今の基準だともっとぴったり合わせるのが
当時だと、こんな雰囲気でジャクソンズがツアーで振り付けに
当時のチアリーダーを抜擢したのも理解できます
正直な話、観たくてもこんな映画は当時観る機会がなかった
カーウォッシュはテレビで流れて、大好きでしたが
こちらは、今回初めてです
リナ・ホーンもこれが最後の大きな舞台だったかもしれませんが
何といってもリチャード・プライヤーでしょう
なんとも気が抜けた演技です
この後に、新人大ブレイクで姿を消すことになるのも理解できますね
ドロシー役も、もっと適した人がやっていたのを
横取りして大失敗
監督は嫌で降板したりいろいろとあったようですね
マイケルも最初は反対意見が多かったようですが
かなり動きなどを研究して評価が上がったと
クインシーにしても最初は反対意見だったという話が
後にソロアルバムのプロデュースをするのですから
マイケル自体は、すでにジャクソンズがモータウンから移籍した後
ダイアナ・ロスが引っ張ってきたのでしょう
彼女はマックイーンとコンビでボディーガードの話もあったようですが
それはダメになったようです
最初のシーンから真っ暗だったり、カルトですね
ダイアナ・ロスも地下道辺りからの驚き顔が凄いです
歌はさすが、曲はクインシーとルーサー・バンドロスも参加
途中ででかいピアノを弾いていたのがサミーデイビスJ
ダンサーも凄いのですが、今の基準だともっとぴったり合わせるのが
当時だと、こんな雰囲気でジャクソンズがツアーで振り付けに
当時のチアリーダーを抜擢したのも理解できます
正直な話、観たくてもこんな映画は当時観る機会がなかった
カーウォッシュはテレビで流れて、大好きでしたが
こちらは、今回初めてです
リナ・ホーンもこれが最後の大きな舞台だったかもしれませんが
何といってもリチャード・プライヤーでしょう
なんとも気が抜けた演技です
この後に、新人大ブレイクで姿を消すことになるのも理解できますね
2021年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハイヒール履いてるのに一緒にダンス踊ってるダイアナロスに驚愕
凄い物を見た気分 当時の上映時はあまりヒットしなかったとウィキには書かれているが
時代と言うのはちょっとした悪戯を仕掛けて来るもんなのかと思ってしまった
凄い物を見た気分 当時の上映時はあまりヒットしなかったとウィキには書かれているが
時代と言うのはちょっとした悪戯を仕掛けて来るもんなのかと思ってしまった